松山の定額給付金申請が面倒だった件

愛媛県松山市でも定額給付金の申請手続きが始まりました。
少々失敗した事も含めて、間違えやすい内容を書いておきます。
松山市は割りに人口が多いためか、窓口で現金を手渡しではなく、まず各家庭に黄色い封筒で定額給付金の申請書が届きます。
その申請書に世帯主の名前と受け取れる定額給付金の金額が書いてあり確認。そして住所や銀行口座や郵便貯金の「振込み先」を記入します。

この申請書でまず陥りそうな失敗が、世帯主と金額が書いているところの横に、小さくマスがあって
定額給付金を受け取らない人はチェックを入れてください。」
と書いてある。
「受け取る」つもりでチェックを入れる人がいてもおかしくないくらい文字が小さい。
「給付は申請意思によるもの」なら、この項目は必要ないのではないか。

松山市ホームページ>定額給付金について

Q:給付を拒否することはできますか。
  A→給付は申請意思によるものなので、給付を希望されない方は申請する必要ありません。



そして、銀行口座や郵便貯金の「振込み先」を記入するが、実は
記入した銀行口座や郵便貯金の通帳のコピーの写しが必要で、定額給付金の申請書に貼り付けてから松山市役所に返送しなくてはいけない。

松山市ホームページ>定額給付金について

Q:給付を受けるには、どのような手続きが必要ですか。
  A→申請書に必要事項を記入し、通帳のコピーを添付して返送してください。

この「記入した銀行口座や郵便貯金の通帳のコピーの写し」が必要なのを、実は翌日気がついた。
(★もし、同封を忘れていたら、松山市役所の定額給付金対策係に電話をして、それから『銀行口座や郵便貯金の通帳のコピーの写し』をFAXしたら良いそうだ。)

松山市の広報にも書いていたらしいが、裏面の一箇所に1行書いてあるだけ。
これはどうなんだろう。


母が銀行に行った際に、銀行にお年寄りの行列。

その方たちはコピーの仕方が分からないので、みんな銀行でコピーしてもらおうとしていたらしい。
ただ、銀行もそれは受け付けてくれず、「コンビニでコピーしていただきたい」と断られるそうだ。

お年寄りにとっても「この申請書は見難く・記入しづらく・手間がかかる」と三拍子揃っているようだ。

あと少ししたら、ちょっとしたトラブルもあるんじゃないのかな。


松山市長は、昨年年末に定額給付金の取り扱いが人手もお金もかかるから大変と渋ったらしいが、もう少し分かりやすく給付できる方法は無かったのだろうか。

松山市定額給付金関連

松山市ホームページ>定額給付金に関する訂正とお詫びについて
松山市ホームページ>定額給付金について

定額給付金の給付をよそおった「振り込め詐欺」や「個人情報の詐取」にご注意ください!!
   ○ 定額給付金の皆様へのご連絡や給付はまだ始まっていません。
   ☆市や総務省などがATM(現金自動支払機)の操作をお願いすることはありません。
    ☆ATMを自分で操作して、他人からお金を振り込んでもらうことはありません。
    ☆市や総務省などが、給付のために手数料などの振込を求めることはありません。
   ☆現時点で、皆様の世帯構成や銀行口座の番号などの個人情報を照会することはありません。

松山市ホームページ>定額給付金の給付をよそおった「振り込め詐欺」について


定額給付金の給付をよそおった「振り込め詐欺」について
 「定額給付金」をかたった「振り込め詐欺」等の犯罪発生が予想されます。ご自宅や職場などに「定額給付金」の給付等をよそおった不審な電話がかかってきたり、郵便が届いたら、迷わず、警察や市の相談窓口へ連絡してください。
 なお、「定額給付金」に関して、次のことは絶対にありません。 
市や県・総務省などが、ATM(現金自動預払機)の操作をお願いすることはありません。
ATMを自分で操作して、他人からお金を振り込んでもらうことはありません。
市や県・総務省などが、給付のために手数料などの振込を求めることはありません。
 
振り込め詐欺を防ぐポイント
「すぐに振り込まない」「ひとりで判断して振り込まない」
相手が名乗った市や県・総務省など関係機関を自分で調べて、直接確認する!
指示された電話番号には、絶対に電話しない!
不安に思った時は、遠慮せず、警察等に相談する!
  あなたの冷静な判断が被害を食い止めます。

松山市が定額給付金の申請書発送 - MSN産経ニュース

 愛媛県松山市は、来月8日からの定額給付金の支給に向けて10日、郵便局から約23万世帯、約51万4000人市民へ申請書を発送した。申請書受付は今月16日からで指定口座への振り込みは来月8日以降、ゆうちょ銀行を指定した場合は同20日以降となる。金融機関に口座がない市民は6月下旬以降、窓口での支給となる。同市は「定額給付金について市職員が電話をすることはないので、振り込め詐欺には注意してほしい」と呼びかけている。

定額給付金:松山市、申請書を発送 子育て応援手当分も /愛媛 - 毎日jp(毎日新聞)

 松山市は10日、国の2次補正予算成立に伴う定額給付金23万1761世帯分と子育て応援特別手当6527世帯分の申請書を同日、市内郵便局から発送したと発表した。
 各申請書が市民の手元に届くのは12日以降とみられる。金融機関名や口座番号などを記入の上、通帳のコピーを添えて返送される申請書の受理手続きは16日に始まり、10月16日まで半年間受け付ける。給付金の金融機関振り込み作業は5月8日に始まる。総額は定額給付金が約78億2000万円。子育て応援特別手当が約3億円。
 中村時広市長は記者会見で、現金払いは窓口が混雑するため避け、原則として金融機関振り込みを利用するよう要望。またできるだけ市内の買い物に利用し、消費拡大に協力するよう呼び掛けた。
 県市町振興課によると、県内の定額給付金などの申請書は3月11日の上島町を皮切りに多くの自治体で発送済み。10日は松山市と同時に今治市も行い、西条市新居浜市は今後実施するという。