神奈川県警、女性警官に集団セクハラの4人処分方針も刑事事件として「立件できないと判断」

神奈川県警大和署に勤務していた30歳代の4人の男性警察官が、女性警官に服を脱ぐことを強要したり、無理やりキスをしたりするなど、集団で性的嫌がらせのセクハラをしていたことが分かりました。
しかし県警は4人処分方針ですが、刑事事件としては「立件できないと判断した」としています。
これが立件できないなら、警察は市民が同様の性犯罪にあってもなにもしないということになってしまう。

■追記 2012/07/28 14:49
「立件できないと判断した」女性警官集団セクハラの神奈川県警、判断撤回し立件視野に捜査へ | CUTPLAZA DIARY「立件できないと判断した」女性警官集団セクハラの神奈川県警、判断撤回し立件視野に捜査へ | CUTPLAZA DIARY
女性警官に集団セクハラ、先輩4人が服脱がせ… : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)女性警官に集団セクハラ、先輩4人が服脱がせ… : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

 神奈川県警大和署に勤務していた30歳代の4人の男性警察官が今年3月、後輩の20歳代の女性警察官に対して、服を脱ぐことを強要したり、無理やりキスをしたりするなど、集団で性的いやがらせをしていたことが、県警幹部への取材でわかった。

 県警は、4人を処分する方針だが、刑事事件としては「立件できないと判断した」としている。

 県警幹部によると、4人は、同署刑事2課に勤務していた巡査部長(現在は県警暴力団対策課)と、交通2課の巡査部長、刑事2課の警部補、刑事1課の巡査長。

 4人は3月上旬の夜、大和市内のカラオケボックスに女性を呼び付けた。いずれも勤務時間外で、部屋は5人だけだった。しばらくして、刑事2課の巡査部長が「服を脱げ」と指示した。交通2課の巡査部長は顔に無理やりキスをした。

 さらに、刑事2課の巡査部長は女性に対し、ブラウスとズボンを脱いでキスした巡査部長の服と交換するように命じた。女性は指示通りに脱ぎ、巡査部長のワイシャツとズボンに着替えた。県警のこれまでの調査では、警部補と巡査長はこれらの行為に直接的には関わっていない。